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インタビュー

インタビュー #1
ラジオDJ レイチェル・チャンさん 2015.07.03

ラジオDJや司会、さらにはナレーターなどとして活躍されているレイチェル・チャンさんは、大の日本酒ファン。日本酒の素晴らしさを伝える様々な活動を行っています。そんな彼女に日本酒の魅力と好きになったきっかけを聞いてみました。

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毎日の晩酌は酒造で買ったお気に入りの日本酒


—— 日本酒を好きになったきっかけは何ですか?

五年前に仲間と一緒に初めて蔵見学に行きました。青森県の『陸奥八仙』で知られる八戸酒造さんだったのですが、そこで飲んだ日本酒が本当に美味しかった。日本酒は学生時代に悪い思い出があったので苦手意識がありましたが、それが覆る衝撃的な美味しさでした。一番のお気に入りが『陸奥八仙』のピンクラベルの生酒でした。そこからどんどん日本酒にはまっちゃいました。

今では旅行に行く度に酒蔵に必ず立ち寄って、なるべく造り手の方たちとお話ししてお酒を買って帰ります。こういう人たちが造っているんだ、と思うと二倍、三倍美味しさが増します。私にとっての観光の目玉は酒蔵巡りです。

今はおちょこのコレクションもしていて、お酒とその地元の作家さんによって作られたおちょこで思い出と共に日本酒を飲むことにはまっています。一人で日本酒バーを開けるぐらい持ってますよ(笑)。

—— レイチェルさんは毎晩お酒を飲まれているんですか?

よっぽど調子が悪くなければ、毎晩2~3合ぐらい飲んでます。外ではワインを飲むことが多いですけど、それは美味しい日本酒が家で待っているからです。お家のワインセラーには10銘柄ほど常備しています。ワインは一本しかないです(笑)。

—— レイチェルさんにとって日本酒とは何ですか?

これを言うと怒られちゃうかもしれないですけど、私にとってはカフェみたいなものですね。フランス人にとってのワイン、イギリス人にとっての紅茶と一緒で、生活の一部として毎日の生活に彩りを与えてくれるものです。ちょっと時間があってカフェで仕事をするときは、軽く飲んじゃいます。もちろん収録前とかには飲まないので、勘違いしないでくださいね (笑)。

 

旅行のアトラクションとしての蔵見学がおすすめ


—— 日本酒とお仕事に通じるものは何かありますか?

例えば日本酒造りにはお米の段階から色々な方が携わってますよね。私のお仕事もリスナーの方に声が届くまでに色々な方が携わっています。日本酒も私の仕事も、最終的に消費者に触れるプロダクトなので、そこは共通するのかなって思います。お酒も醸造過程を考えると、少し愛着がわきますね。

—— 今まで日本酒を通じて様々な出会いがあったと思うのですが、一番印象に残っている出会いは何ですか?

実は父のご先祖様が会津藩の武士で、会津に縁の深い京都のお寺にお墓があります。先日会津で対談させていただいた末廣酒造さんもそのお寺と縁があり、そのお寺を通してお互いのご先祖様同士に深い繋がりがあったことを知りました。幕末以前にご先祖様が飲んでいたお酒を今こうして自分が飲んでいると思うと、なんだか感慨深いものがあります。何代も越えて日本酒を共有できるのは、文化だけでなく、歴史もいただいているようで。もし日本酒に興味が無かったら蔵にも行っていなかったと思うので、日本酒を通して恵まれたこのご縁はとても面白く感じています。

—— これから日本酒にチャレンジしてみようと思っている人に向けてアドバイスはありますか?

旅行好きの方には蔵見学をおすすめします。レストランが蔵の中にある酒造もあるので、とても面白い経験になると思います。蔵見学をアトラクションの一つとして捉えてはどうでしょう?日本酒もその場でいただけば、また味も全然違うと思います。


レイチェル・チャンさんのプロフィール

幼少のころ過ごした米国ニューヨークで演劇・アートと出会い、学生時代は英語劇に没頭。ロンドン時代は演劇を学び、ショートフィルムに出演。 CX系列局でニュースキャスターを担当した後、英国にてNHKおよび民放のロンドン支局制作番組のナレーション、吹き替え、インタビュー、MC、通訳、番組リサーチ・コーディネート、ドキュメンタリーコメントの翻訳で活躍。

東北各地を定期的に訪れ、瓦礫撤去ボランティアや炊き出しに参加、避難所でワークショップを開催したり、復興支援活動にも力を注ぐ。震災後の7月にはBlue Note Tokyoで谷川俊太郎、溝口肇、谷川賢作、石井聖子らアーティストに呼びかけてチャリティ朗読コンサートを開催。2013年2月には第2弾を開催した。

レギュラープログラム
J-WAVE 『SMILE ON SUNDAY』 毎週日曜 9:00-13:00 生放送 / 2015.4~
BS12 『賢者の選択 Leaders』 毎週日曜 18:00-18:55 / 2015.6~

お問い合わせ先
FM BIRD  TEL:03-5369-3640  http://www.fmbird.jp