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海外でも絶賛された「チャンピオン・サケ」 2015.07.01

IWC。ワインファンの中には耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか。

IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)とは1983年にスタートした世界最大級のワイン・コンペティションのことで、その審査の公平性から確固たる権威を有すると評されています。今年は世界各地から1万を超える銘柄がエントリーし、400名を超えるワインエキスパートによって審査されました。その審査期間は二週間に及んだそうです。

皆さん、そんなIWCにSake部門があることをご存知ですか?

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IWC Sake部門の仕組みとは?


IWC Sake部門は、日本酒の海外市場における普及と知名度向上を目的として、2007年に新設されました。審査は以下の7カテゴリーごとに行われます。

1. オーディナリー酒の部
2. 純米酒の部
3. 純米吟醸酒、純米大吟醸酒の部
4. 本醸造酒の部
5. 吟醸酒、大吟醸酒の部
6. スパークリング酒の部
7. 古酒の部

審査はブラインド・テイスティング形式で行われ、先入観を与えかねない情報は全て審査前に隠されます。ボトルの形が変わっている場合は、一般的なボトルに移し替えられることもあるようです。

審査の成績により、まずは金メダル、銀メダル、銅メダル、大会推奨酒のメダル表彰が行われます。そして各カテゴリーの金メダル受賞酒の中からもっとも優れた銘柄がトロフィー受賞酒に選ばれ、全てのトロフィー受賞酒からSake部門の最高賞である「チャンピオン・サケ」が選出されます。

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過去の「チャンピオン・サケ」


毎年一本のみに与えられる映えある「チャンピオン・サケ」の称号。それでは過去にどのような銘柄がその栄誉に輝いたかを見てみましょう。

— 2014年:  『酔翁 飛騨の華 熟成古酒』 平田酒造場 (岐阜県)
— 2013年:  『大吟醸 極醸 喜多屋』 喜多屋 (福岡県)
— 2012年:  『大吟醸 福小町』 木村酒造 (秋田県)
— 2011年:  『鍋島 大吟醸』 富久千代酒造 (佐賀県)
— 2010年:  『梵・吟撰』 加藤吉平商店 (福井県) 「純米酒部門」
—     『nechi 2008』 渡辺酒造店 (新潟県) 「純米吟醸酒・純米大吟醸酒部門」
—     『本洲一 無濾過本醸造』 梅田酒造場 (広島県) 「本醸造酒部門」
—     『澤姫 大吟醸 真・地酒宣言』 井上清吉商店 (栃木県) 「吟醸酒・大吟醸酒部門」
—     『華鳩 貴醸酒8年貯蔵』 榎酒造 (広島県) 「古酒部門」
* 2010年のみ、その当時は5つであったカテゴリーごとに「チャンピオン・サケ」が選出されました。
— 2009年:  『山吹 1995』 金紋秋田酒造 (秋田県)
— 2008年:  『出羽桜 純米大吟醸 一路』 出羽桜酒造 (山形県)
— 2007年:  『鶴乃里』 菊姫 (石川県)

入手困難な銘柄が多いですが、一度は飲んでみたいですね。

 

今年の結果


2007年には121酒造・228銘柄だった出品数が、今年は過去最高となる300酒造・876銘柄にまで増えました。IWCにおけるメダル受賞は国内のみならず海外展開の良い糸口になると言われています。出品数の増加は、IWCの認知度が酒造業界でも高まりつつあることの表れですね。

Gonomeeが取扱っている銘柄のうち、以下の銘柄が見事メダルを受賞しました。

— 「純米吟醸酒・純米大吟醸酒の部」 佐賀トロフィー: 『清酒宗政 純米吟醸 -15』
— 「純米吟醸酒・純米大吟醸酒の部」 金メダル: 『金寳自然酒 純米吟醸』
— 「純米吟醸酒・純米大吟醸酒の部」 銅メダル: 『大七 箕輪門』
— 「純米吟醸酒・純米大吟醸酒の部」 大会推奨酒: 『木村式 奇跡のお酒 純米大吟醸』
— 「純米酒の部」 大会推奨酒: 『 作 穂乃智』

トロフィーに輝いた『清酒宗政 純米吟醸 -15』は、「チャンピオン・サケ」に選ばれる可能性が十分にあります。今から7月17日の発表を待ち遠しく思います。

それでは、海外でも評価された日本酒をぜひお試しください!